Sharpe's Enemy(シャープの敵)
1813年ポルトガル。
ウェリントン卿は、ナポレオンとの本格的な戦闘に備え、進軍を一先ず休止させる。しかし、両軍間の中間地帯、ポルトガル北部の山岳地帯では、多勢力が活発に動いていた・・・。
イギリス軍から逃げ出したハークウィルは、複数の元軍人とともにアドラドスの街にいた。
彼らは一人のイギリス人女性を連行しており、更に教会にいたイギリス人の公爵夫人も捕らえ、彼女たちの夫に身代金を要求する算段を立てる。
一方、シャープは、ウェリントン卿によりイギリス将校サー・アウグスタス・ファーシンデールの妻と身代金を交換する役割を命じられる。
翌日、人質奪還にシャープと“選ばれし男たち”そしてテレサの部隊が向かう。一団と別れ、受渡し場所に向かう途中のシャープとハーパーが目にしたのは、崖の上に姿を現した、イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル、様々な軍服が入り混じった一群だった。
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アドラドスの街の教会に入ったシャープとハーパーは、フランス軍の将校とその従者と出くわす。思いのほか強いフランス軍将校に「シャーピーを殺さないでくれよな。」と、回廊の2階から高みの見物をするハークウィルたち。そのフランス軍将校−ドゥバートン−が大金を持っていたことから、シャープは彼の立場を直感する。ドゥバートンはもう一人の人質、サラの夫だった。
ハークゥイルと、ディロン(実はフランス人の腕の良いコック)に金を渡し、それぞれの人質と対面するシャープとドゥバートンだが、「返して欲しければ5日後に2倍の金をもってこい。」と更なる要求をつきつけられる。
サラが身分を隠すドゥバートンに、自分の夫へのメッセージとして述べた言葉が暗号ではないかと、ドゥバートンはシャープに告げる。彼は自身の妻を救出する機会が無いこと、そして彼を迎えに来たフランス軍のドゥーカス少佐が信用のおけない人物であることをシャープに話し、自軍へと戻って行く。
ドゥーカスの情報とともに戻ったシャープを、ネインは労いの言葉で迎えるが、サー・アウグスタスは任務失敗を咎める。しかし、ウェリントン卿が取り出したプリンス・リージェントからシャープに贈られた手紙にある賞賛の言葉、そして少佐への昇進を聞き、シャープが考えた作戦の実行と、自分も後からアドラドスに向かうことを承諾する。
作戦のためにテレサの同行を求めるシャープだったが、他の任務を理由に断られる。
サラの言葉から、彼女たちが教会に併設する修道院の中にいることを予測し、クリスマスイブにアドラドスの教会を襲う計画をたて、シャープたち第95ライフル部隊、フレディリクソン中尉が率いる第60ライフル部隊、そしてギランドのロケット騎兵隊がアドラドスに向かう。
飲んだくれているハークウィルたちを尻目に修道院に潜入するシャープたち。サラをハーパーたちにまかせ、夜明けまで身を潜めていることを命じたシャープは、隣の牢屋のイザベラ・ファースィンテールの救出に向かう。
実はイザベラは元娼婦で、彼女の過去を知ったサー・アウグスタスに、その過去を隠すためポルトガルにまで連れてこられたという。まだ娼婦だった3年前、彼女はシャープの恋人でもあった。
作戦が始まる夜明けまで3時間。テレサのことを気にしながらも、イザベラに誘われるままに彼女にキスをするシャープ。
夜明けとともにシャープと“選ばれし男たち”は、酔いつぶれているハークウィルたちに攻撃を開始する。突然の攻撃に外に出ようとしたディロンはフレデリクソンたちに捕らえられるが、ハークウィルはイザベラを襲い、連れて逃げてしまう。偶然、ハークウィルと出くわしたテレサだったが、イザベラを守ろうとし、ハークウィルの凶弾に倒れる。
勝利の余韻の残るシャープの元に着たのは、妻の姿が無いことを責めるサー・アウグスタス、そしてネインに先導された荷車に横たわるテレサと、ドゥバートンにより捕らえられたホークゥイルだった。
テレサとの別れのあと、アドラドスを包囲していたシャミアー将軍率いるフランス軍に勝利したシャープは、ハークウィルの処刑を見届け、テレサの残した娘を迎えに行く。
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おまけ:「あったかもしれないこ〜んな会話」
| H: | 知り合いだったんですね・・・。 |
| S: | ・・・。 |
| H: | 辛く悲しい出来事でしたが、あなたにはまだ小さなお嬢さんがいますから! がんばらないと! |
| S: | ・・・うん。 |
| H: | 行軍の中での子育ては大変ですが、ラモナもそのうち出産しますし。 みんないますし、大丈夫ですよ! |
| S: | ・・・自分も父親になるからかね・・・頼もしいね・・・。 |
| H: | (笑) それにしても、どうして失敗確実な任務をあの人たちは、あなたに与えるんでしょうかね。 |
| S: | ・・・きっと、それが運命なんだよな・・・テレサに出会ったのも・・・アントーニアが生まれたのも、 全て・・・・・・。 |
| H: | ・・・。 |











